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グループ:DVD

ランキング:18630

価格:¥ 1,000

発売日:2007-11-20

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カスタマーレビュー

あくまでも「当時の」娯楽映画  (2008-11-19)
一般的には「多羅尾伴内シリーズ」として認識されている本作であるが、実は多羅尾伴内は冒頭ほんの少ししか登場しない(しかもさして重要な役ではない)。当然有名な「ある時ゃ片目の運転手、云々」のセリフも登場しない。つまり後の東映時代のパターン化された作品ではなく、別個の独立した作品として鑑賞するのが正しい姿勢であろう。公開当時から批評家受けしなかった作品であるが故現代の推理物と同等に評価してはならない(手掛りが全て捜索側から提示されて伏線が張ってない、という現代では考えられぬ作品であるが故に)、あくまで戦後間もない時代と風俗を鑑賞するための証言として今日意義があるのである。登場するキャバレーや千恵蔵扮するキザな富豪に、「ああ、当時はこういうものに庶民は憧れていたんだな」と思うことが、翻って(当時の)現実たる闇市の描写と対比させることが、時代を認識させることとして現代において意味のあることなのである。
ところで数か所音声が途切れているのは例の「差別用語」のせいでしょうか。まぁ、TVの「逃亡者」のナレーションですら変えられてしまうご時世ではあるため止むを得ん、のかもしれませんが、せめてソフトくらい完璧なものを販売出来んもんでしょうかなぁ。娯楽作品だから変えていい、というのは理由にならんと思うのですが。

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