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アイテム詳細

直居欽哉

東映ビデオ

グループ:DVD

ランキング:61306

価格:¥ 3,150

発売日:2007-06-01

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カスタマーレビュー

終戦記念日に観たい傑作  (2007-08-14)
東映マークより前に、「本編は宇垣纏中将とは関係ありません」という趣旨のテロップが入る。
確かに、第五航空艦隊司令長官宇垣纏中将が玉音放送後に強行した“最後の特攻”とは、無関係の内容である。
特攻を徒に美化することなく、批判するのでもなく、散華する者の想いや、残される家族の想いを、様々な角度から描いて、観る側に考える事を促すように作られており、重い感銘が残る作品になっている。
私は、吉田満著『戦艦大和の最期』に書かれている、哨戒長・臼淵大尉の「敗レテ目覚メル、ソレ以外ニドウシテ日本ガ救ワレルカ。俺達ハソノ先駆ケトナルノダ」という言葉を思い起こしながら、この作品を観た。
なお、この作品は手元にある勁文社版『日本特撮・幻想映画全集』(初版)には記載されていないが、空戦場面には特撮が用いられており、特撮美術は成田亨が手がけている。
矢代中尉(高倉健)の乗る特攻機が米空母に突入する場面は、「さすがは成田亨の仕事だ」と思わせるものがあった。
また、この映画は、記録フィルムと特撮カットが混交する違和感を軽減するためか、基本的にモノクロフィルムで撮られているが、ワンカットだけカラーになる。
なぜそこだけカラーなのか。この作品が訴えかけてくる事柄の重さを、改めて考えさせられる。

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