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バンダイビジュアル

グループ:DVD

ランキング:34956

価格:¥ 3,416

発売日:2007-06-22

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レビュー(Amazon.co.jp)

???自身のライフワークとなった「戦争への静かな抵抗」を描く、黒木和男監督の遺作。昭和20年、春の鹿児島。戦時下にありながら平穏な生活を送る悦子だが、想いを寄せる明石少尉から結婚相手として同僚の永与を紹介される。出撃を控えた明石は、永与に彼女を託そうとしたのだ。戦争がなければ結ばれたであろう悦子と明石。明石の思いを知って、それを受け入れようとする悦子と永与。それぞれの痛々しいまでの決意がじんわりと胸を打つ。
???悦子と兄夫婦の食事風景など、多くの場面がワンカットで撮影され、まるで舞台を観ているようだが、俳優たちの自然な演技に引き込まれる。本来なら大げさに表現されるべき感情も、それぞれの抑制された表情がかえって思いの深さを伝えるのだ。とくに明石の決意を理解したときの、原田知世はすばらしい。戦時下だが、おはぎや赤飯が印象的に使われ、その美味しそうなことと言ったら! このように小道具が際立つのも、黒木監督の的確な演出のなせる技だろう。戦闘シーンなど一切出さず、反戦を訴える名品だ。(斉藤博昭)

カスタマーレビュー

「青春」は戦争下でも希望だ!  (2008-11-10)
黒木監督。
一貫して反戦思想。
今回の 作品は、昭和20年の敗戦直前の鹿児島が舞台。

当時の女性にとって男性はどううつっていたのか。
「職業軍人と民間の男性は異なってうつっていたのか。」
私の母に聞いたことがある。
「同じだった。民間の男性も徴兵されたら戦地に行く。死ぬのは職業軍人も民間男性も変わらなかった。」
私の父は海軍の職業軍人であり、特攻する飛行機乗りの養成教官であった。
父の日記は 教え子への申しわけない気持ちが連綿として綴られていた。「はやく、自分も彼らのもとにいきたい」
そして、父は殉職した。
残された母と子。
私は、この作品をみると、わが母のことを思い出す。母の友人の婚約者が海軍の飛行機乗りで、その友人が父であった。
紹介されたのだ。母の友人の婚約者は戦死。母はその戦死した男の友である父と結婚した。父も殉職した。赤子をもった未亡人になった。
この映画の良さは、あの時代に『青春』という言葉で当時の若者の姿を見事に明るく描かれていることである。
厳粛なれど、笑いもある。
青春はいかなる時代においても最高の力だ。
黒木監督が 最後の作品に この青春映画を残してくれたことに感謝する。
まだまだ、希望を見いだすことができる。そんな黒木監督のメッセージのように思えるのだ。
原田知世はすばらしい女優になっていた。しかし、おばあさん役は無理だ。これも笑える。

予想通りの映画でした  (2008-08-13)
予想した通りの映画で、なかなか見る気が起きなかったのですが、まあ、見てよかった。小津安二郎風のセリフが延々続くので一時はどうなる事かと思いましたが。

ジーンとする。  (2008-03-13)
静かな映画でしたが、後半にかけてどんどん胸に迫ってくるものがありました。

松村さん、とても淋しい。  (2007-08-22)
 今や、作曲家の名前をみて映画を観ようと思うの松
村禎三さん、あなただけでした。あなたは、ずいぶん
前のインタビューでタイトルだけに音楽を付した『裁き
は終りぬ』(アンドレ・カイヤット)を映画音楽の理想と
していました。最後の最後で、とうとう自身でそれをや
りましたね。
 ただし、『裁きは終りぬ』の中身は往年のルネ・クレ
ールの喜劇のようで、ちっとも面白くなかったのに対
し、本作がもともと戯曲が原作で、起承転結がきっち
りF.O.する構成なので、狙いはバッチリ。小編成の管
楽器が明確なメロディを奏で、あくまで静謐な劇との
対比が鮮やかでした。
 いくら予備学生でも、決死の出撃を前にした明石少
尉(松岡俊介)あんなに落ち着いていられるのかなど、
特攻映画というとどうしても言いたいことが出てしま
うのですが、今回はやめます。松村さん、素敵な映画
音楽いっぱい書いてくれて本当にありがとうございま
した。

見事  (2007-07-17)
小津安二郎みたいだな、と思っていたら、そういう伝統の中にいる監督らしい。
おはぎを食ってる場面はちょっと心配だった。
あの長い時間、間違ってやり直しなんてことになったら、あのおはぎ何個食うことになるのか。
悦子さんと一緒に泣いたね。気丈な人だよな。
飯を食う場面の本上まなみさんんの横顔の美しさにびっくりして、おいおい、戦争ものに
こんな美人出してきていいのかよ、とおもった。
戦争中にも美人はいたんだけど、だからって美人出していいというもんじゃない。
というわけで気になる女優になってしまった。
この監督は死んだらしいけど、この伝統は誰に引き継がれたんだろう。

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